テクノグラフィックによる競合分析

「テクノグラフィック」データとは、webとモバイルにおいて、何時、どのテクノロジーツールが、どのページ内へ、導入や削除、トライアルされたかを分析する情報です

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CRMとカンタン統合

競合動向を可視化する

企業ウェブやアプリのテクノロジーツールを分析すると、その企業がどのように業務し、どんな課題を抱えているのか、また、次にどんなテクノロジーを検討しているのか等を把握できるでしょう。テクノロジーベンダー様にとって、テクノグラフィックは拡大レンズにも匹敵する、貴重な経営データなのです

テクノグラフィックデータ

従来のビジネス手法は通用しない

多くのテクノロジーベンダー様は、未だ、従来の企業情報(サイズや業種、地域)とデモグラフィック(肩書、社歴、ソーシャル情報)を使って営業活動をしているかもしれません。しかし、これらのデータセットだけでは、見込客のビジネス環境や、彼らを悩ませている課題を探る事は出来ないでしょう。お客様の真のニーズを知らずして、自社テクノロジーの利便性を伝えようとする営業手法は、競争の激しいICT業界において、効率的である言えるでしょうか?

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Datanyzeを利用すれば、例えば、こんな見込客のタイムリーなデータシグナルを把握できます:

  • 今日、競合マーケティングオートメーション製品を削除した企業
  • 今日、競合CRMを導入した企業
  • 今日、自社サイトを訪問した大型投資を調達したばかりのベンチャー企業

このようなデータシグナルはテクノグラフィックの中核であり、Datanyzeを活用するテクノロジーベンダー様のビジネスの在り方や販売戦略、サポートに至るまでの全てを革新するでしょう


テクノグラフィックよくある質問

「テクノグラフィック」とは何ですか?

「テクノグラフィック」とは、企業ドメイン内に導入されたテクノロジーツールを、24H毎に解析して得られるユニークかつパワフルなデータセットの事です。テクノロジーベンダーの方々が、重要な見込客を見極め、タイムリーな機会を創出し、スムーズな訪問、及び迅速な成約を実現するためのデータです。

どんな企業が「テクノグラフィック」を利用していますか?

45,000ユーザを超える一流ベンダーのマーケティングやセールス、BI部門の方々から、毎日、Datanyzeをご利用いただいています。Marketo やSalesforce、Hubspot、Outreach、Kissmetrics、Zendesk、Uberflip、Dynを始めとして、世界数千のICT企業がクライアントです。

「テクノグラフィック」と「デジタル利用傾向」との違いはありますか?

テクノグラフィックデータとは、企業が導入、追加、解約するテクノロジーツールの分析情報です。一方、デジタル利用傾向とは、デジタルプラットフォームとテクノロジーの分析情報のことで、例えば、ソーシャルメディアプラットフォームや、(時間や場所、間隔など)利用パターンやモデル、ユーザーのデモグラフィック情報です。テクノグラフィックデータは、デジタルと非デジタル双方の環境下におけるアプリとIT製品の情報の提供が主となっています。例えば、Datanyzeは、デジタルやSaaSテクノロジーツールなどオンプレミス製品のデータだけではなく、CRMやERPといったオフプレミス製品に関わる情報(プレミアムデータ)も提供しています。

何故、Datanyzeはテクノグラフィックデータ企業のトップと言われているのでしょうか?

Datanyzeは、テクノグラフィックデータのリーディング企業と言われています。毎日、4,000万企業ドメインに関わるテクノグラフィックとファームグラフィックデータを、世界のICT企業のプロフェッショナル45,000名以上へ届けています。2016年には、Gartner社の選ぶ「Cool Vendor クールベンダー」にも選ばれました。本社を米国シリコンバレーに有し、Datanyzeは業界随一の解析項目とテクノロジーツール数を誇ります。更には、Datanyzeプラットフォームは全てのCRMとマーケティングオートメーションツールとの統合可能です。

「ナチュラルランゲージプロセシング(NLP)」とは何ですか?

例えば、データベースやCRMなど、足跡を残さないタイプのテクノロジーツールに関しては、ナチュラルランゲージプロセシング機能によってテクノロジーツールの導入を探し出します。これは、世界中の非構造データ、例えば、企業の求人情報やソーシャルメディア、プレスリリースなどをスキャンしていき、特定のテクノロジーツールとの関係性を探していく方法です。もし、ある企業の求人情報に、「Salesforce管理業務」という募集があった場合、それはすなわち、「その企業のCRMはSalesforceである」という事が示唆されているのです。このような非構造データはオンライン上に無尽蔵に存在するので、キーワードの複雑な絞込みと、詳細を見分ける技術が必要とされます。他の収集方法として、顧客調査やクラウドソーシングを行っています。ただし、これらは情報の更新頻度が難しいために、主には、テクノロジーツールトラッキングや自然言語プロセッシングの補助データとして有効です。

「テクノグラフィックデータ」はどのように収集されますか?

テクノグラフィックデータのリーディング企業として、Datanyzeはリアルタイムに4,000万を超えるドメインを分析しています。DatanyzeのテクノグラフィックSaaSプラットフォームは様々な技術を複合して、データを収集しています。以下はその収集方法の一部抜粋ですが、このようなウェブトラッキング方法や外部データ、自然言語プロセッシングを統合して、データ精度を高めています。
ドメイン解析とウェブトラッキング
多くのテクノロジーツールは「シグナチャー(署名)」と呼ばれる足跡を残します。クローラーは、ウェブサイト上とモバイルアプリ上からそのシグナチャーを探し出します。以下にその例を示します:
4,000万サイトに渡る中から、これらのシグナチャーを発見し、解析する事によって、このテクノロジーツールを導入している企業が明らかになります。更には、クローラーがデータを毎日更新するので、競合テクノロジーツールの導入や削除をはっきりと確認できます。これらテクノロジーの追加または解約の情報は、競合テクノロジーツールの入替えタイミングを示す事が多く、その意味で大変重要なサインと言えるでしょう。例えば、もし、テクノロジーツールベンダーにとって重要な見込客が、競合ツールを解約したばかりだとしたら?営業タイミングを逃さないのは勿論、その企業のテクノロジースタックを簡単に下調べすれば、きっと、効率的に成約率を高めることが可能です